守破離について
おかげさまです
本日土曜日よりいきなり
通常業務のモードとなりました
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
注文住宅の工務店ベストホーム吉永です
今日打合せをしていて
ふと頭に浮かんだ『守破離』
という言葉…
読み方は『しゅはり』です
守破離とは茶道・剣道などの
修行の段階でよく使われて
もともとは茶道の千利休の教えで
『規矩作法 守り尽くして破るとも
離るるとても本を忘るな』という
師匠の手本通りに稽古を重ね
やがて独自の境地に達するけれども
基本をおろそかにしてはいけない
という意味です
もう少し細かくいうと
『守』とは修行や稽古の
一番最初の段階で教えられた型を
忠実に守りなぞることが基本となります
『破』は段階をすすみ基本を守りつつ
発展させ自分の技術を研鑽する段階
『離』独自の技や道を究め確立させるまでに
なるが、千利休は『離』になろうと
基本・基礎は忘れてならない
と説いてます
これを私の仕事に置き換えると
私にも今の仕事の師というべき人や
スキルアップで学ばせてもらった人
が数人いまして
まずは基本を徹底して学び身につける
そこには自分のやり方を取り入れずに
素直に学ぶことが大事です
今までいろんなセミナーや学びに
いきましたが、よく工務店の方は
ここで『我流』にしてアレンジ
してしまい上手くいかないことが
多いと聞きます
基本を習得しただけでなく
『無意識レベルで出来る』領域まできて
そこで成果が出てから
初めて自分のやり方を
少しずつ入れていくことが『破』となり
自分のやり方でうまく行かずに
修正や経験を積みながら
自分のやり方での成果を得て
それを積み重ねて
ひとつの形が出来る『離』です
『離』は異なる形に見えるが
基本や基礎は『守』をしっかり
守っている
この『守破離』の過程では
ただ『守』のままでは発展する
ことがなく『衰退』してしまい
型を破る勇気と進化と挑戦
修正と振り返りできる素直な気持ち
が必要です
私自身もまだまだですが
私たちの家づくりの基本と
進化・挑戦の気持ち
『守破離』を意識して
進んでいきます
自分の考えをいま一度
確認するために書いてみました
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典