オール電化の電気代節約
おかげさまです
本日OBのお施主様の所で
お話しをしていて
そちらのお宅では
光熱費がオール電化ではない
ガスのエコワンハイブリッドの
の住宅です
『光熱費は高くなりましたか?』と
お尋ねしたところ
『まだ高くなった感じはしなくて
正月に親戚が電気代がめちゃめちゃ高く
なったと話をしていた時に
えーってなりました』とのことでした
親戚はオール電気の家だそうです
昨日の電気代を抑える方法に続き
今日は
オール電化について
もう少し深堀りして書いていきます
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
注文住宅の工務店ベストホーム吉永です
オール電化住宅とは
家庭で使用するすべてのエネルギーを
電力・電気でまかなう住宅です
約15年以上前から
深夜の時間帯の電気代が
昼間の電気の3分の1で済む
ことでその当時
一世を風靡した記憶があります
九州電力ではお湯をつくる給湯器が
エコキュートを利用していれば
オール電化の契約ができる
ようになっています
エコキュートはエアコンの室外機と
同じような『ヒートポンプユニット』で
外気から取り込んだ空気を
圧縮して空気を高温にして
その熱で水を沸かしています
これを電気代が安く設定されてる
深夜から朝にかけて70℃前後の
お湯をつくってタンクに貯めておき
約10時間以上保温しておいて
夜のお風呂やキッチン等で
たくさん利用する形です
ガス給湯器だとガスを燃やす
ボイラーだと灯油を燃やすなど
何かしら化石燃料を燃やして
いますが
エコキュートは外気温の熱を
利用してお湯をつくります
夏場は水温も高めですが
冬場は貯める水温が低いのと
外気温も低いのでお湯をつくるのも
エコキュートでも冬場のほうが
電気代はかかります
ちなみに
オール電化は電気代が安い
イメージでしたが
現在の電気単価を比較してみると
従量電灯B(オール電化でない)の場合は
基本料金が10アンペアにつき
297円×50アンペア=1485円
電力の使用量が
120KWhまで 1kwh 17.46円
120~300kwhまで 23.06円
300kwh以上 26.06円
これに使用量に応じて
燃料調整費が 1.94円(今の所固定)
太陽光賦課金が 3.54円
オール電化の場合が
基本料金10KVA以下 1650円
使用量が
平日昼間冬場 26.84円
休日昼間冬場 21.22円
夜間(22時~朝8時)13.21円
これに燃料調整費が1月で8.12円(毎月変動)
太陽光賦課金が3.54円です
オール電化契約の場合
夜間の深夜電力が安いという所が
当初メリットでした
これは東北の震災前までは
原子力発電所が止めれないので
企業や家庭が電気を使わない
夜間電力を安くして
契約者を増やす目的で
その当時は1kwh辺り8円前後
だっと思います
これをいまの夜間電力と
比較すると
13.21円+8.12円+3.54円=24.87円
となり昔のオール電化の時代より
完全に3倍になりました
また明日この続きを書いて
行きますが
現在の太陽光の売電金額が17円です
深夜電力よりも単価でいえば
昼間の晴天時をうまく利用して
太陽光を自家利用するほうが
安くすむようになります
長くなりました
あすに続きます
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典