無垢材と聞けば何を想像されますか?多くの方が木の家というイメージでしょうか?
私たちが使う無垢材は、構造材からして全てが無垢材と言えるかもしれません。
当社の構造材は福岡県の八女市矢部村の林業家より直接取引で仕入れをしており、ですので、主に樹齢70年以上の杉材を土台には桧を使用しております。
これらの取り組みは平成17年より行っており、家を建てるのであれば、その家の構造材も近くの産地で育った、 樹木の方が気候風土にあっています。もっとも身近で育った樹木を家の主要構造材に使用することで、少しでも山の再生・復興に力になれればと思っております。
その他の無垢材として床材も厚さ30ミリの杉材かパイン材を標準仕様とし、ご要望に応じてオーク材、アルダー材ナラ材等の床材も用意しております。内部の木製建具も杉材にて 熟練職人の手によって製作されたものを、お勧めしています。
また、吹抜けでのキャットウォークや机カウンター、本棚などの手づくりの無垢材の造作にて数多く施工させて頂いております。
現在、一般の多くの住宅では構造材や建材でも、多く流通しているのは集成材です。集成材はコストが安い・強度が強い・サイズも 安定しているなどが多く利用されている理由です。ただ、接着材で貼り合わせた木材がどれ位の耐久性を持つのでしょうか?試験データでは問題ないとのことですが、実際に数十年以上たった集成材はまだ存在していないと思います。
もし、接着材の強度が段々落ちてきたとしたら… 強度や湿気・シロアリなどに対してどうなるか?考えただけで恐ろしいことです。
私たちは、地元の材料を地元の職人さん達でできるだけ多く利用して行きたいと考えております。