Net Zero Energy House
ZEHをお考えの方へ
ZEHとは、家庭で使うエネルギーをプラスマイナスゼロにできる住宅のことです。省エネ法で定められた基準があり、その基準を満たすと補助金や金利優遇を受けられるなど、国が促進している事業です。
今、日本だけでなく世界全体でエネルギー問題に取り組んでいます。そんな中、住宅業界では家庭単位でエネルギーを“自給自足”する取り組みが普及しています。ベストホームはいち早くその活動に賛同し、新築住宅の提案においてZEHをお勧めしています。
ZEHのメリット
エネルギーを自給自足することは、環境保全に貢献するだけでなく、光熱費削減や快適な住環境など、住む人にとっても大きなメリットがあります。従来の戸建て住宅では年間に10万円以上の光熱費を支払いますが、それがゼロになるということは何十年も生活していくと数百万円もの節約になります。
また、万が一災害時にライフラインがストップしてしまった場合にも、各家庭でエネルギーを生産できれば一定期間は家電を動かすことができるため、災害対策としても注目されています。
ZEHってどんな家?
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消費エネルギーの少ない設備を使用すること
「省エネ家電」と言うとイメージがしやすいかと思います。ZEHでは、「空調」「給湯」「照明」「換気」の4種類に対して、省エネ法で基準が設けられています。
稼働するためのエネルギー消費量が少ないことに加え、給湯設備は水を備蓄する機能を備えているため、災害時用の備蓄水としても使用が可能です。
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使ったエネルギーをでるかぎり外へ漏らさないこと
住宅内のエネルギーロスを最小限に抑えるためには、住宅の断熱性能が重要です。具体的には窓やドアなど開口部の断熱性能と、壁の中に入れる断熱材に基準が設けられています。
また、1に挙げた換気設備も、室内で冷暖房した熱を屋外に排出せずに空気だけを入れ換える機能が備わっています。
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使う分と同等以上のエネルギーを自家発電すること
省エネ法では創エネの方法については規定されていませんが、現代の日本では太陽光エネルギーによる創エネが広く普及しています
太陽光パネルを搭載し効率よく発電するために、屋根の形状や方角を考慮しながら住宅をプランニングします。