ただいま施工中です。気密測定を行いました。(大野城市)
おかげさまです。
福岡で自然素材をふんだんに使いながら、壁掛けエアコン1台で
快適に過ごせる高性能住宅を建てる工務店のベストホーム吉永です。
大野城市にて5月に上棟しました約45坪の2階建てのM様邸の気密測定
を行いました。
気密測定は標準仕様の断熱材セルロースファイバーの施工が完了後に行うようにしております。
しっかりと外壁と屋根断熱に施工されていますね。
セルロースファイバーの高い断熱効果により、夏は涼しく冬は暖かい家を実現するのが
ありますが、特徴の一つに防音性能が高いというのがあります。
隣の部屋との間にセルロース断熱を吹き込むことによって、気になる音も軽減できて
より静かな空間を実現することが出来ます。
このような施工を熟練した専門職人さんに行ってもらいまして、次の工程が気密測定に
なります。
ベストホームでは約7年前より全棟気密測定を実施しており、C値(相当隙間面積)
を0.5以下を確認してから、次の仕上げ工事に進んでいきます。
数年前より高性能な住宅を求めてベストホームに来て頂けるお客様も増えましたが、
気密性能が重要なのは断熱性にも関係しますが、より重要なのはきちんと24時間換気システム
が動かすために必要な性能と考えているからです。
後日、換気の件は改めてブログを更新したいと思います。
さて、いよいよ気密測定です。測定には私が必ず立ち合いをさせてもらっております。
樹脂窓に測定器をセットしていよいよスタートです。
何十回も経験していますが、ちょっと緊張する瞬間でもあります。
1回目は測定エラーになってしまいました。エラーは性能が良い場合に
ちょこちょこある現象です。
2回目の測定です。
専門業者さんもチェックしながら進んでいきます。
その結果は…
見えにくいので液晶アップしていくと、
C値=0.2 機械が数字を四捨五入するので、実際は αA=30㎝²(隙間の面積)
ちょうど5㎝×6㎝の大きさで、これを建物内の体積で割ると実際は
30÷198.99=0.15 ㎝²/㎡ になります。
また、写真の中にn=1.12という数字がありますが、この隙間特性値がすきまの状態を
表わすもので、どこかに大きめの穴があると2.00に近づき1.00に近づいていくと
小さなが穴の集合体と言えると思います。
C値=0.15とn=1.12は、かなり良い数字で気密施工の上で大きなミスがないと想定出来ます。
これも現場監理、大工さん、電気屋さん、設備屋さんの意識と努力のおかげだと思います。
本当に有難い事です。
このような完成現場を見学できるチャンスが、今週末に福津市東福間にてございます。
今週末の完成見学会にあと2組見学の枠がありますので、宜しければ予約をお願い致します。
その現場もC値=0.10 です。
今年に入っての気密測定は全て0.2以下になっております。施工精度もかなり安定してきたと
感じております。
おかでさまでありがとうございます。
株式会社ベストホーム
吉永泰典