日射取得を上手く利用する心得 |福岡で高気密高断熱の注文住宅を自然素材で建てる工務店ベストホーム

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日射取得を上手く利用する心得

おかげさまです。

福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を

自然素材をふんだんに使いながら

エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる

注文住宅の工務店ベストホーム吉永です


先週までは

昼間の日差しは暑すぎるくらいで

地元太宰府の水城跡では


太宰府の注文住宅ならベストホーム

きれいなコスモス満開で

駐車場も満車でにぎわっていたのに


太宰府の注文住宅ならベストホーム

昨日と今朝の最低気温は8℃と9℃

とけっこう寒くなってきました


そうなってくると

そろそろ暖房器具

欲しくなってきますが

暮らし方の工夫をすることや

太陽に素直な設計手法

太陽の日差しの

自然エネルギーを最大限利用して

機械に頼る時間を短くし

快適な生活が送れることを

心得たいものです

これも大きな省エネに

つながっていきます


これをパッシブデザインの

手法のひとつとして

『日射取得』といいます

その名の通り太陽の日射

取り入れて

太陽の無料のエネルギー

上手く利用しようという事です


太陽はあさ東の方位から日の出を迎え

正午に南を通過し

夕方西の方位へ日の入りをしますが



太陽はいつも同じ位置を

通っているわけではありません


日射熱利用の家

 

今の季節は秋分の日から冬至

に向かっていますので

朝は真東の方位よりかなり

南側から日の出して

夕方は真西の方位よりかなり

南側で日の入りします


冬至の日の日照時間は

福岡で約9時間50分で

夏至の時より約4時間30分

も短いんです


日照時間が短いのもありますが

太陽高度の高さも低くなります

福岡では

冬至の日が太陽高度が約33℃の高さ

夏至の日が約80℃の高さなので

半分以下の高さしかありません


この2つの要素を

確認しながら窓の位置

検討していくのをおすすめします


そして

福岡では南側に全く建物がない

ような立地条件の

土地も少ないですし

隣地の将来の建て替えも

予想しながら

住宅の計画していき

南側の窓は耐力壁を確保しつつ

出来るだけ大きく窓をとる

ことが大事ですね


福津注文住宅ベストホーム

先月の見学会の様子です

南側のおおきな窓の上には

奥行90㎝のバルコニーが

被っていますが

日当たりも良好で

吹抜けの窓からも

しっかり日射取得出来ています


ちなみに

松尾設計室の

松尾先生が講義でよく

幅1.7m×高さ2mの窓を

『窓はこたつである』と言われます

この大きさの窓なら晴れた日に

約600Wの日射熱が

入ってきますので

まさにその通りですね


ですので

『日射取得』を上手く利用するなら

敷地の検討が大事になってきます

建て替えの場合なら

その土地で日射を最大限

利用できるように

検討するしかありませんが


せっかく注文住宅で建てるなら

土地探しの時から

日射取得しやすい土地なのかも

重要な要素だと思います


土地探しの時には

ご自分でも意識してみるようにして

再度

工務店さんに確認してもらうのが

良いですね!


私も土地をみに行ったときには

必ずスマホのアプリで

太陽が通るルートを確認して

隣地の建物を確認しながら

日射取得が

しやすい場所をさがしています


長くなりましたので

明日につづきます


おかげさまでありがとうございます


株式会社ベストホーム

      吉永泰典






 

 

 




 

 




 

 

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