意外と聞かない床断熱の話
おかげさまです
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
注文住宅の工務店ベストホーム吉永です
ワールドカップのクロアチア戦は
残念な結果でしたが
素人的には今までの
ワールドカップでの戦いよりも
多くの夢をみさせてもらいました
選手たちの満足してない声が
多かったですが
世界の一流と渡り合えるところまで
あと少しの所まで来ていると思いましたし
4年後がもっと楽しみになりました
今日は先週上棟式をおこないました
西区のS様邸に断熱材の確認を
してきました
ベストホームの断熱材は
セルロースファイバーが標準と
なっていますが
それは屋根と壁の断熱材の
部位になっています
では床の断熱材はどうなっているか
をお伝えすると
ベストホームでは基礎の内側の
立ち上がりと土間の一部に断熱材を
敷きこむ方法の『基地内断熱』を
標準としています
ちなみに
明日は第3者機関の検査に
なっていますので
大工さんたちがしっかりと
作業をすすめてもらっています
こちらの建物も『耐震等級3』に
なっていますので耐力壁の筋交い
も多く入っています
こうするとどうしても構造だったり
木材の部分が良く見えるかも
しれません
それに比べると地味な存在ですが
床の断熱材も完成後の
住み心地を左右する大事な存在なのです
せっかく高気密・高断熱の住宅を建てた
としても『足が冷たくて耐えれない』という
ことは起きています
日本の温暖な地域では
今でも『床断熱工法』が一般的です
この場合室内の床材の直下に断熱材が
ある床断熱工法は
断熱材のしたに基礎内部の
空間は簡単に言えば
床下は外と同じで外気温と
ほぼ同じになります
真冬に外気温が2℃であれば
床下の基礎内も2℃になります
ベストホームでは『基礎内断熱』を
採用しています
床で断熱するのではなく
基礎の立ち上がり部分でする断熱です
外気温が基礎の中に
そのまま入って来ませんので
床下で第1種熱交換換気を
使っていることもありますが
床下で大体14℃くらいに
なっています
熱交換換気については
また別の機会でお伝えしていきますが
熱交換換気がきちんと動くためには
床下にも気密性能が必要とされます
こうしてやはり
高断熱×高気密×熱交換換気×
基礎断熱×素材(無垢やしっくい)
が大事とすべてが繋がっていくのです
ちなみに
S様邸では
木製トリプルガラスのサッシを
部分的に採用しております
ガラスは3枚あり
くるりと廻る回転窓で
断熱性も最高水準ですが
それだけでなく
仕上がるとめちゃめちゃ
雰囲気があってかっこいいです
北欧製の木製サッシについても
後日紹介したいと思います
今日はここまでになります
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典