フラット35Sの仕組みが変わります
おかげさまです
昨年末から日本銀行の金融政策決定会合で
で長期金利の目安を0.5%の幅まで許容する
発表があり、事実上の金利上昇の解禁と
色々と報道されておりましたが
18日の会合でも金融政策の維持が
決定されて固定金利の希望の方は
ひとまず良かったですね
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
注文住宅の工務店ベストホーム吉永です
金利が上昇する話がでてくると
住宅ローンの金利も上がる気配に
なり固定金利のが良いような
話題のニュースが増えます
今日は固定金利と言えば
フラット35が一番代表的です
昨年の10月や今年の4月にも
制度の一部変更が起きてますので
その辺りを説明していきたいです
フラット35の金利の引き下げが
ポイント制になりました
ポイント制とは引き下げの項目ごとに
ポイントが決まり合計ポイントで
金利が決まるようになります
その内容が3つの項目からとなり
1、住宅性能で選ぶ
この10月から新設された
フラット35(ZEH)だと3ポイント
従来からの
フラット35S金利Aだと2ポイント
フラット35S金利Bだと1ポイント
2、管理・修繕で選ぶからは
新築だと実質的には長期優良住宅
一択となります
3、エリアで選ぶが
地域連携型より
子育て支援と地域活性化
地方移住支援型となります
ですが、福岡県庁と福岡市役所に
問い合わせしたところ
余り該当しそうな内容がありませんでした
この3つの制度のそれぞれの内容で
ポイントも違いますが
3つの項目の中で最大4ポイントが
適用されると
毎月の基準金利より
マイナス0.5%がひかれて
それが10年間続きます
仮に4000万円の住宅ローン
で試算してみると
金利1.68% 35年返済の
毎月返済額が126,031円
これを0.5%マイナスされると
金利1.18% 35年返済で
毎月返済額が116,300円と
ほぼ月に1万円支払い金額が
安くなります
これはだいぶ大きい金額差です
10年間で約120万も違うわけです
上記の1~3のメニューからは
それぞれ1項目ずつしか
選べませんが
簡単に最大限のポイントを
稼ぐことができる項目が
あります
それがフラット35(ZEH)に
して長期優良住宅の認定をとれば
マイナス0.5%
になるわけです
やはりここでも国の政策は
省エネで長寿命な住宅に
舵が切られています
ZEHにするには太陽光発電を
載せる必要がありますので
ローンでマイナス1万円と
太陽光発電による電気代の
削減でも平均的には
毎月1万円は光熱費が
安くなり
ポイント制を使わない
住宅との差は大きくなる
一方ですね
固定金利の住宅ローンは
住宅が完成した月に金利が確定して
返済額の総支払額も決まります
金利が変わったりするのが不安な方や
家賃と思って一定額払い続けるが良い方
には安心安全な住宅ローンです
難しくて良くわからないかたには
住宅ローン相談も承っておりますよ
今日はこの辺で終わります
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典