無垢床材のメリットデメリット②
おかげさまです
今日も無垢床材の続きです
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
注文住宅の工務店ベストホーム吉永です
無垢床材の材種によっても
価格や特徴が違いますので
ベストホームでよく使う床材の
特徴をお伝えします
パイン床材の特徴
パイン材でベストホームで
よく使うのはマツ科の木からとれる
欧州アカマツの床材です
ナチュラルな色味で節が多い
のが特徴です
パイン材の無垢床材は
最初は白っぽい色ですが
年数が経過していくと
いわゆるあめ色の茶色へと変化します
材質は非常にやわらかく足触りがよく
床面もあたたかく感じやすいです
床材だけでなくベストホームでは
カウンター材や棚板などでも使います
他の無垢材に比べるとコストが安い
のもパイン材の特徴ですね
ですがパイン材の無垢床材は
やわらかい材質のため
傷はつきやすいので物を落とすと
へこみやいのも特徴です
つぎに杉床材の特徴
杉床材も特徴として
非常にやわらかくて足触りも
やさしいのが特徴です
杉床材も床面があたたかく感じます
個人的にはパイン床材よりも
やわらかい素材で傷やへこみ
が出来やすいです
杉床材は杉特有の香りがするので
香りを好まれる方もいます
オーク床材の特徴
オーク床材はブナ科の広葉樹です
木材の密度が高くて硬めで
耐久性があります
キズもつきにくく木目も
非常に美しいので床材として
人気があります
パイン材や杉材の針葉樹よりも
オーク材の広葉樹では
広葉樹の床材が高価になりますが
そのなかでもオーク材は比較的
価格も安めになります
広葉樹のオークの床面は
硬さもありキズも付きにくく
耐水性も比較的あります
オーク材の床面は針葉樹に
比べると冬場はヒヤッと感じて
しまいますのでそこが唯一の
デメリットと言えるところです
無垢床材のメンテナンス方法は
無垢材フローリングも工務店に
よっては床面の仕上げに使う
塗料などでも違ってきます
無垢材でも表面がテカテカに
光るウレタン塗装の床材も
ありますが
ベストホームではせっかくの
無垢材ですので
木の持つ調湿作用を妨げないように
無垢材によくなじむオイル塗装を
おすすめしています
植物系の化学物質のない
安全性が高いオイル塗装なので
小さなお子様のいる家庭でも安心です
普段のお手入れや掃除は
クイックルワイパーや掃除機を
かけてください
クイックルワイパーのシートは
ウェットタイプでなくて
何も薬剤のないドライシートを
使用してください
ルンバなどのお掃除ロボットも
普通に利用できます
へこみ傷が入った場合の
かんたんな修復方法です
まずは
へこんだキズの上に水を垂らして
その上に濡らしたタオルを置き
タオルの上からアイロンを
5秒程度あてます
アイロンが直接床面に接触
しないように注意してください
5秒程度あてたらタオル取って
へこみの様子を見てみて
へこみが元に戻っていたら
オッケーです
戻っていない場合は何度か
作業を繰り返してみてください
へこみの状態によっては
戻らない場合もあります
まとめ
無垢床材は材種によって色んな特徴があり
それぞれの良さが違ったり
見た目の好みの好き好きもあります
どれにしようか迷うときは
例えば1階はオーク材で
2階はパイン材を使うなど
価格やそれぞれの特徴を考えながら
検討してみてください
私たちベストホームでは
今回ご紹介した無垢床材を
標準仕様としています
無垢材の木の良い香りと
足からも伝わるあたたかさ
五感に感じる心も体も癒しの空間
家に早く帰りたくなるような
家づくりを目指しています
長くなってしまいました
明日へと続きます
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典