気温低下、換気不十分と24時間換気
おかげさまです。
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
工務店のベストホーム吉永です
11月も10日になり
あと40日あまりで
今年も終わるなと
考えていると
少し気ぜわしく
なってきましたね
さて、
今日のネットニュースで
『北海道で気温低下と換気不足で
コロナ患者が急増し過去最高更新』
とありました
今年の5月札幌に
リノベーション工事の勉強で
行ったときに
北海道の住宅では
断熱も気密も
24時間換気設備も
しっかり施工されていました
きょうの
ネットニュースの記事は
住宅だけでなく
店舗や施設も含めたところの
換気不十分ということだと
思います
今日は24時間換気システムに
ついて書いていきます
そもそもは
24時間換気システムは
建築基準法が改正された
2003年7月以降に
新築された建物に
設置が義務づけされました
理由としては
『シックハウス症候群』の
予防対策でした
住宅を建築する際に使用する
工場で加工された建材や
室内に設置される家具等の材料に
ホルムアルデヒド等の化学物質が
使用されており
それらから揮発する物質によって
めまい・吐き気
頭痛・目の痛み
などの健康被害が
数多く報告されており
その対策のひとつとして
『24時間換気システム』
が義務になったのです
ベストホームが自然素材の家を
標準仕様にしたのが
私がシックハウスの家を無くしたい
という想いが強くて
私自身が
皆さんがよく言われる
『新築の家の匂い』が
ものすごく気持ち悪く
目がシバシバとして
こんな家の環境で
ちいさな子供を
住ませたくない
と感じたからです
話が脱線しましたが
昔の家では
化学物質の含む材料は少なく
家のつくりとしても
隙間の多い家がほとんどでした
これが昔に比べて
気密性があがってきたこと
ライフスタイルの変化
大気汚染の影響などで
窓をあけたり
窓から換気する回数も
減ったいった原因が
あるかもしれません
では
24時間換気システムは
どういったシステムかといいますと
外からのきれいな空気を
リビングなどの居室に取込み
部屋から洗面所などから汚れた
空気を外に排出する仕組みで
建築基準法では
2時間で家全体の空気が1回
入れ替わる必要が
あります
24時間換気システムは
3つの種類があり
第1種換気方式とは
外の空気を取り込む給気口と
汚れた空気を排出する排気口の
両方を機械式の換気扇によって
行う換気方法で
3種類の中では一番コストもかかるが
両方とも機械のため安定した
換気効果が期待できます
第2種換気方式
外の空気の給気のみを機械で行い
汚れた空気の排出に関しては
自然に排気口から行う換気方法で
住宅にあまり設置されずに
病院や工場に適した換気方法です。
第3種換気方式
外の空気の給気は自然に
給気口から行い
排気は機械によって強制的に
行う方法で
コストの面からも実際には
一番よく設置されている方式です
給気口が多くなるため
冬場に冷気を感じやすい時もあり
そのため給気口を閉めて
うまく機能しない可能性もあります
ちなみに
ベストホームでは第1種換気システムの
熱交換型をおすすめしています
もう少しくわしい説明は
明日のつづきにて
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典