24時間換気の目的とは
おかげさまです。
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
注文住宅の工務店ベストホーム吉永です。
昨日から24時間換気システムのことを
書いてきました
そこで3つの換気方式と
説明しておりましたが
3つの換気方式は
機械換気になっており
それに対して
自然換気がありました
自然換気とはその名の通り
機械や電気のちからを
使わずに
風圧力や温度差を利用して
換気する方式で
簡単にいうと
窓をあけて換気するのも自然換気です
当然ですが
電気を使いませんのでコスト
は一番安いです
ですが風が吹かなければ
あまり換気もしませんし
流れる風の量も一定でなければ
窓のある場所ない場所で
かなり風量に差が出てしまいます
では
24時間換気システムによって
得られる効果が色々とあります
これについてお伝えしていきます
1、二酸化炭素の排出
緊急事態宣言中によく話題に
なりました二酸化炭素濃度のはなし
人の呼吸で吐き出される二酸化炭素
気密性の高い部屋では自然と
濃度が高くなって
特に家族全員で寝ている
寝室では朝には2000ppm
ちかくになっている場合も多く
あるようです
ちなみに
現在の外気の平均濃度は
約415ppmで
気象庁のデータにありました
温室効果ガス解析センターの
2021年の世界の平均濃度は
前年と比べて2.5ppm増えて
415.7ppmとなっており
工業化(1750年)以前の
平均的な値とされる278.3ppm
と比べて約49%増加しています
二酸化炭素濃度を
1000ppm以下に
するためには
24時間換気システムで
汚れた空気を排出して
綺麗な空気を取り入れる
のは重要になってきます
2、ホルムアルデヒドやVOCの排出
多くの住宅で使用されている新建材は
シックハウスの原因となる
ホルムアルデヒドや
VOC(揮発化学物質)が含まれているため
住宅が完成したあとも
時間をかけて室内に揮発してきます
持ち込みされる家具などは
ホルムアルデヒド等の規制がないので
これらの化学物質を室内に
滞留させないように
24時間換気にて
屋外へ排出するします
3、ハウスダストの抑制
外出から帰宅した際に
持ち込まれる花粉や
人間の体からでた垢を餌にした
ダニ繁殖やほこりなど
室内には非常に小さい
ハウスダストが浮遊
していて
人体に有害なアレルゲン微粒子も
舞い上がり浮遊しており
これからを防ぐためにも
24時間換気にて排出します
4、水蒸気の排出や結露
毎日生活する中でつかう
キッチン・浴室・洗濯物
人からも湿気が出ていて
これからの季節の冬場は
外気温との温度差により
水蒸気や結露が大量に
発生します
これはカビの発生原因となり
木材を腐らせてしまい
住宅を痛めて寿命を
縮める原因になります
これらの水蒸気や湿気が
滞留しにくいように
24時間換気で空気が一定に
流れるようにして排出することで
結露を少なくします
他にもあるかと思いますが
この4つの目的だけでも
24時間換気システムを導入し
スイッチを切らずに
動かし続ける大きな
意味があるのでないでしょうか
長くなってきましたので
続きはまた明日にて
ベストホームの
換気システムについて
紹介します
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典