もうすぐ上棟と予算のつづき
おかげさまです
福岡で高気密・高断熱の高性能住宅を
自然素材をふんだんに使いながら
エアコン1台で家じゅう快適に過ごせる家をつくる
注文住宅の工務店ベストホーム吉永です
今日からまた週の始まりですね
朝からは解体現場の確認と今週上棟予定の
現場に寄ってきました
天気が良くて雲がないと写真もきれいです
そして午後からは
九州電力が主催の省エネセミナーに
松尾先生が講師でした
『2050年カーボンニュートラルを見据えた
マンション計画のあり方』というテーマ
私たちは注文住宅の工務店ですが
マンションという違う角度の切り口でも
いつものように切れのあるトークだし
主催者側にも忖度無しの内容で
また勉強になりました
さて、昨日の予算オーバーしない話が
抽象的でしたので
資金計画の段階で予算がオーバーしそうな
時の削減する具体例を
書いていきたいと思います
1、延床面積を小さくする
簡単に言えば住宅を小さくすることです
これが費用的には一番大きく削減できます
2、2階建ての場合には総2階にする
個人的には1階を広めにつくり将来的に
夫婦が1階だけで生活できるのが理想ですが
そもそも予算オーバーなら本末転倒ですので
検討すべきです
3、間取りを極力シンプルにする
部屋数を増やすとたくさん壁が必要になり
間仕切りの壁を作るのに費用がかかります
たとえば2階の子供部屋は後から仕切るや
必要な時に家具で仕切る工夫もありです
4、家の形のデコボコせずにシンプルにする
シンプルな形は材料の量も少なくなります
仮に同じ面積で形がデコボコより四角形だと
外壁面積が減ります
外壁が減るだけでも断熱性能もあがります
5、窓の数を減らす、サイズも小さくする
数が減ればサッシの費用も下がります
同じ1か所でもサイズが小さければ
価格も下がります
ですが法規的にも必要な箇所もあるので
採光等を考えならになります
6、屋根の形もシンプルにする
ここでも複雑な形ではなく
形状は片流れか三角屋根の切妻
の形状が良いです
7、後で工事が出来るものを完成後に行う
仮に外廻りの工事であとから工事を
することが出来るものを後回しにする
8、収納の扉をなくす
扉の数も増やすだけ費用がかかります
普段は開いていることが多い箇所などは
思い切って無くしてコストダウンします
逆に予算オーバーでも削ってはいけない
ものがあります
1、耐震性にかかわること
大きな地震が来た時には家族の命を守り
ますし、ここの費用の削減し倒壊して
建て替えになることは避けるべきです
2、断熱性にかかわること
断熱性が低いと夏が暑く冬も寒い家に
なってしまいます
温度差による結露やカビの発生や
ヒートショックによる健康被害
そもそも全体的には光熱費が高くなり
エアコンの台数も増えてしまいます
3、セキュリティに関すること
昔と違い最近ではご近所付き合いも
だんだんと少なくなってます
鍵やサッシなど防犯性に関しては
予算を削らないようにしましょう
これらとあわせて
上記のコストダウン方法は最初に建てる時の
イニシャルコストが中心になっています
ので将来的な維持管理のコストや
日常的なランニングコストまで
確認して決めて行きましょう
明日もよろしくお願いします
おかげさまでありがとうございます
株式会社ベストホーム
吉永泰典